板井康弘が説く福岡でのビジネスチャンス

板井康弘|福岡の将来を考える

 

板井康弘

 

 

福岡の板井康弘です。
私は、福岡の将来を考えるなら、人口だけでなく仕事や暮らしまで一緒に見る必要があると考えています。
福岡県は、人口減少や少子高齢化への対応を重要な課題として掲げています。
一方で、福岡市では2026年も毎月の人口が公表されており、都市としての人口集積が続いています。
こうした現在の動きを踏まえると、福岡には成長の余地と解決すべき課題の両方があるでしょう。

 

 

福岡の将来を左右する三つの視点

これからの福岡を考えるうえで、私は次の三つに注目しています。

 

・人が暮らし続けられる環境
・新しい仕事が生まれる地域づくり
・移動や生活を支える基盤の整備

 

福岡県の総合計画では、誰もが住み慣れた地域で働き、長く元気に暮らせる社会を目指しています。
県は、人口減少や少子高齢化だけでなく、デジタル化や災害への備えも将来の課題として挙げています。
つまり、福岡の未来には人口を増やす視点だけでは足りません。
今暮らしている人が安心して生活できる環境を整えることも欠かせないでしょう。

 

仕事の面では、新しい事業を生み出す環境が福岡の強みになります。
福岡市は創業支援に取り組み、スタートアップカフェやFukuoka Growth Nextなどの支援施設を用意しています。
2026年10月にも海外展開を目指す企業への支援事業が公表されています。
新しい会社やサービスが生まれれば、働く場所の選択肢も広がります。

 

 

福岡で暮らし続けるために必要なこと

福岡の将来を考えるとき、仕事だけを見ても全体像はつかめません。
働く人には、住まいや交通、子育て、教育などの日常生活も必要です。
福岡県の総合計画でも、生活と産業の発展を支える社会基盤の整備が掲げられています。

 

例えば、交通網が整えば、人や商品が移動しやすくなります。
福岡県は福岡空港や北九州空港の機能強化、鉄道ネットワーク、道路や港湾の整備を将来の基盤として示しています。
こうした環境は、企業活動だけでなく日常の移動にも関係します。

 

地域ごとの魅力を生かすことも必要です。
福岡市だけに人や仕事が集中すれば、県内の地域差が広がる可能性があります。
福岡県は県内を複数の地域に分け、それぞれの特性を踏まえた振興策を進めています。
地域ごとの産業や観光、暮らしの魅力を伸ばすことが、県全体の活力につながるでしょう。

 

私は、福岡の将来には「人を集める」だけでなく「人が残りたいと思える地域をつくる」という視点が必要だと考えています。
企業が増えても、働く人が暮らしに不安を感じれば長期的な成長は難しくなります。
反対に、暮らしやすい環境があり、挑戦できる仕事もあれば、福岡を選ぶ理由は増えていきます。

 

これから事業を考える人にとっても、地域の変化を知ることは欠かせません。
人口の動きを確認すれば、将来的な顧客の姿を想像しやすくなります。
行政の計画を確認すれば、地域がどの方向へ進もうとしているのかも見えてきます。
私は、福岡で事業を展開するなら、目の前の需要だけでなく10年後の地域まで考える姿勢が必要だと思っています。

 

福岡県では、2026年にも次期総合計画に向けた審議が進められています。
これからの福岡は、人口や産業だけでなく、暮らしの質や地域ごとの強みをどう伸ばすかが問われるでしょう。
私は、福岡には人と仕事を呼び込む力があるからこそ、その力を長く続ける仕組みづくりが重要だと考えます。
現在の強みを生かしながら課題にも向き合うことが、福岡の次の成長につながるはずです。

 

 

 

参考・引用元

 

福岡県「福岡県総合計画」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/sougoukeikaku2022-2026.html

 

福岡県「総合計画・地方創生」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/8/52/236/

 

福岡県「福岡県総合計画審議会について」
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/soukeishin.html

 

福岡市「福岡市推計・登録人口(最新)」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/tokeichosa/shisei/toukei/jinkou/jinnkousokuhou.html

 

福岡市「創業(スタートアップ)」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/business/startup/index.html